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体験から入会への流れをスムーズにする秘訣2

体験から入会への流れをスムーズにする秘訣2

「女性専科」

マッサージサロンとかで見かけますよね。

これほど分かりやすい表現はない。
要は、

「男性はお断り!」

ってことですね。

女性に入ってほしいという意味もあるけど、

「男性お断り!」

の意味もたっぷり含まれてますね。

ここにヒントがあります。

そんなことも踏まえつつ、
バレエ教室で、せっかく体験に来ていただいたのに、入会に至らないケースを少なくするにはどうしたら良いか?

●顧客の求めるもの
生徒さんがバレエ教室に通おうとする理由(求めるもの)は十人十色です。

大人だけでも、
1. 運動不足解消
2. できるだけバレエが上手になりたい
3. 発表会の舞台に立ちたい
4. 憧れのヴァリエーションを踊ってみたい
5. バレエのことをもっと知りたい
6. ダイエット
7. とにかく体を動かしたい
8. 体を柔らかくしたい
9. 子どもの頃のあこがれを今
10. 教室を変えたい
などなど。

一人一つで十人分揃いました。
そして、どれも奇抜なものではないと思います。

子どもにも同様にさまざまな理由が考えられます。

この十人が同じレッスンを体験したらどうなるでしょう。。

もし、上達志向が強いレッスンだったとすると、

1. 運動不足解消
6. ダイエット
7. とにかく体を動かしたい
8. 体を柔らかくしたい

こういう方達は

「他も見てみよう」

となってもおかしくないですね。

でも、

2. できるだけバレエが上手になりたい
3. 発表会の舞台に立ちたい
4. 憧れのヴァリエーションを踊ってみたい
5. バレエのことをもっと知りたい

こういう方は、入会を決めるかも知れません。

上達志向の良否ではなくて、前回までの内容を思い出していただくと、

そのレッスンで提供できるものと違うものを求めている人が(間違って)体験しないよう敷居を上げておく、ということです。

●言うべきことは何か?
敷居の上げ方は2パターンあります。

敷居の上げ方1 「××な方は対象外です。」

敷居の上げ方2 「●●な方が対象です。」

どちらもありなんですが、1の「××な方は対象外です。」という表現に拒絶感が漂うので、上手に使わないとイメージダウンに繋がる可能性があります。

オススメは2の「●●な方が対象です。」の方。

「女性専科」もこれです。

リラクゼーション系のバレエレッスンが売りの教室を例にすると、

「当バレエ教室は一般の大人の方が日頃の慌ただしさを抜け出して美しい音楽と優雅なバレエの動きに身を委ねて、心身ともに快適な時間を過ごしていただけるようなレッスンを心がけております。」

のように表現(約束)すると、リラクゼーション系のバレエを求めている方は興味を示す可能性が高くなりそうですね。

でも、上達志向の方は「ここは違うな」となります。

そもそも入会しない人の体験を減らすという当初の目的は果たしたことになります。

実際は、テストしてみないと何とも言えませんが、まずはこう考えることで一歩前進します。

●お客を守るという視点
実は、これって上達志向の人が間違って体験しないよう守って差し上げている、とも言えるんですね。

同様に、リラクゼーション系の人が上達志向の教室を間違って体験しないよう守って差し上げている、とも言えるんです。

体験から入会までの流れをスムーズにするという考えは、教室の都合というわけではなく(そういう面もありますが)、広い意味でお客さんを守っているとも言えるわけです。

この流れに興味がないとすると、お客さんのことはどうでも良いと言っているのと同じ、と言えなくもないわけです。

いかがでしたでしょうか?

これまで、「経営力」寄りのお話が続きましたので、次回からは「教え力」を高めるのに役立つ内容でお届けします。

https://balletup.com/?portfolio=out-of-radio   

 

最後までお読み頂きありがとうございました。 バレエ上達ナビゲーター 長岐  

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