放ったらかしのHPはボサボサ頭の営業マンのよう
バレエ教室のHPというと、ほぼ例外なくバレリーナの写真やイラスト、発表会、コンクールの写真が表示されるようになっているかと思います。
それらの画像って、最初にHPを作るときにこだわって厳選したものを何年も出しっぱなしにしている、何てことはないでしょうか?
トップページの文章やレイアウトなどもまさかまさか放ったらかしということはないですよね?
バレエ教室の先生とお話するとよく聞くのは、知り合いに作ってもらって更新も任せているというパターン。
それで十分な集客ができていれば良いのですが、どうでしょうか?
知り合いなので業者よりは安く作ってくれるとか、頼みやすかったとか、理由は様々ですが、共通しているのは、自分で更新できない、という状況。
やれば出来るけど、時間がかかりすぎてほとんど更新できてないとかも。
知り合いと最近音信不通で、ほとんど更新できてないとかもよくある話。
要は放ったらかしのHPになっているわけです。
Facebookやツイッターほどではないですが、HPも生き物です。
スタジオの動きに合わせてちょくちょく更新が必要なはずです。
いつも同じことしか書かれていないのであれば、二度目に訪れた人に一瞬で離脱されてもおかしくないですよね?
時間割とか入会手続きとか何か具体的に調べたいことがある人は別ですが、それ以外の人は、いつも同じHPに滞在する理由はないのでは?
何をどこまでHPに載せるか、何をどのタイミングで更新するかに絶対的な答えはありません。
でも、更新することで見学や体験などの申込が増える可能性はありますよね?
キャンペーンを打ち出せば、入会が増えるかもしれませんよね。
しかも、そういった情報の見せ方を変えると反応も変わってくるかもしれません。
たとえば文字だけで「●●キャンペーン」と見せるのか、
バナー画像を使うとか、その色を変えてみるとかしてみると、それだけで申込が増えるかもしれません。
でも、放ったらかしていたら何も変わりませんね。
もしかすると、
「HPから体験の申し込みが来ています。<( ̄^ ̄)>」
と思ったかも知れませんね。
でも、画像を変えたり、色を変えたりするだけで申込が増えるとしたらどうでしょうか?
もしかすると、得られたはずの申込を受け損ねていたかも。
その分、売上を逃しています。
えっ!HPの更新には確かに手間がかかる?
確かにそうです。
だから更新しない、ではなくて手間がかからず更新できる仕組みを作ると考えてみたらどうでしょう?
環境とか、段取りと言い換えてもいいです。
たとえば、更新の手順を1から10まで書き出しておくとか。
「次は何だっけ?」
と考えること自体、時間と労力の無駄。
あなたの生産性(時給)が下がるだけです。
誰がやってもいつやっても変わらない作業なら時間をかけずに済ませられたほうが良いですよね。
そのための工夫は、あなたの生産性(時給)を上げることに繋がります。
もしまだ何もやっていないのであれば、HP投稿の自分への指示書を書いてみるといいかも。
紙に書いてもいいし、TODO管理アプリに入れてもいいし、クラウドのドキュメントにおいてもいいし、ブログに書いて公開してしまうのもいいと思います。
ブログならなくすこともないので。
ブログをそんな風に使っている人もいますしね。
どれが正解ということではなくて、こういった工夫をすることでHPの更新がはかどります。
結果的に売上アップ、利益アップにつながるという訳です。
今回の話は、セールスで売るということではなくて、HP更新という裏方の効率化によって売り上げる、利益を伸ばすというお話でした。
参考になさっていただければ幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
バレエ上達ナビゲーター 長岐
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