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聞いて踊る

聞いて踊る

2.聴覚タイプ(聞いて覚える)

得意:
このタイプの生徒は、音楽や音、教師の説明をしっかりと聞いて学ぼうとします。

お手本を見てすぐに真似ることが出来なくても、注意点を説明されると出来るようになったりします。

新しいアンシェヌマンのときは音楽を口ずさみながら、あるいはステップ名を実況中継しながら覚えようとします。

途中の動きが怪しくなっても、曲の終わりに合わせて振りを終えることができます。

実際には音楽がなっていなくても、曲を伴ったアンシェヌマンをイメージします。

不得意:
曲に合わせたり、説明通り動こうとしたりする反面、お手本と違う動きをしていても気づかない傾向があります。

音楽に合わせて振りを収められるので、一見正しく踊れたように見えますが、振りを端折ってしまうことがあります。

これらを考慮すると、このタイプの生徒への指導上のポイントが見えてきますね。

指導上のポイント:
得意なチャンネルである「聴覚」を通して情報を伝えることを意識すると学びがスムーズになります。

たとえば、無音で振りを見せるのではなく「ヤン・パッ・パッ」とか口ずさみながら見せたり、ステップ名や動きの定義などの説明を織り交ぜたりして、聴覚情報を元に動きのイメージ構築を促します。

さらに、不得意なチャンネルの情報も伝えることで、聴覚への偏りを和らげます。

たとえば、動きを連想する画像や映像のイメージ(視覚タイプ)を与えたり、体を触って体感覚(運動タイプ)も与えておくなど。

ひょっとして、

「こういう生徒いる!」

という特徴がなかったでしょうか?

運動タイプについては、次回。

https://balletup.com/?portfolio=dance-physically

 

 最後までお読み頂きありがとうございました。

バレエ上達ナビゲーター 長岐  

 

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