これを知らずに教室の評判落としていませんか?
クチコミで新規の生徒さんが集まったらいいなと思ったことはありませんか?
クチコミだけで集客出来たら、広告宣伝費もかからないし、チラシや広告を作る手間も省けるし。
その分、レッスンに集中できますよね。
今回のテーマは「クチコミ」です。
クチコミのポイントはたった一つ。
「期待を裏切る」
です。
「えっ!?」
て思いました?
でも、これだけです。
たとえば、スイーツ。
駅前に新しいスイーツのお店がオープンしました。
チラシには、今すぐ食べたくなるような美味しそうな写真と、店長のパティシエが海外のコンテストで優勝🏆した時の喜びの写真(^_^)v。
来店先着500名様には日本第1号店オープン記念品プレゼント!
「これは行かねば(^^)」
とスイーツ仲間と馳せ参じてみると、すでに「最後尾」のプラカードを持った店員が手招きしている。
外でただ待たせては申し訳ないと、先にメニューが配られ美味しそうな写真のオンパレード。
気の利いたお店のはからいに、ちょっとしたいい気分^ ^
先客達がプレゼントを持って店から出て来るの見ること1時間。
ようやく自分達の番がやって来た。
オシャレな内装に落ち着いたテーブルとイス。
外で決めていたお目当てのスイーツをオーダー。
隣のテーブルのスイーツも美味しそう、と待つこと5分。
ついに来ました(^q^)
ご対面!……
この後、三つのパターンが有りえます。
●パターン1
想像を超えるデザイン、味、演出などでプラスに期待を裏切れられる。
こうなると、写真を撮って
「インスタでシェアしなきゃ(^O^)」
となります。
クチコミの始まり。
●パターン2
確かにおいしいけど、思ったほど特別なことはなく。
平均点は越えているけど感動はない。
よってクチコミは起こらない。
●パターン3
何これ、美味しくない(>_<)
残念来なきゃ良かった(T_T)
マイナスに期待を裏切られ、ツイッターでディスる。
これもクチコミ。マイナスですけど。
●分析
パターン1も3も人に話してしまいました。
なぜでしょう?
それは、「期待を裏切られた」から。
でも、パターン2は、可もなく不可もなく。
平均点以上ではあるけど期待は裏切られていなかった。
なので、あえて人に話す気持ちにはならなかった。
お店として望ましいのは、パターン1ですね。
プラスに期待が裏切られ、嬉しくて口コミしてしまう、というもの。
これが正攻法です。
●ちょっと待って!
ここまで読んで、前回までの実績の話が思い浮かんだかも知れません。
そう、実績を立派に見せてしまうと、生徒さんの期待値が高くなっているのです。
●●コンクール優勝
●●国バレエ学校に留学
●×バレエ団で活躍
「うわ、スゴイ。どんだけ素晴らしいレッスンが受けられるのだろう(*^^*)」
「私のこともよろしく!」
と、期待値上がりまくりになります。
でも、本当の先生はそんなに立派ではないかも。失礼(^^;
すると、待っているのはパターン2か3です。
1にはならない。
なので、プラスのクチコミは起こりません。
むしろ、可能性があるとすればマイナスの方です。
ここにも実績を立派に見せようとしてはいけない理由がありました。
もちろん、提示した実績を越える喜び驚き満足を生徒さんに提供できるなら、実績はどんどん出してOKですね。
そんなことを踏まえつつ、ご自身の教室の実績や教師プロフィールを見直してみると、新しい発見があるかも知れませんね。
●まとめ
今回は、クチコミの仕組みを知らないと、知らず知らずのうちに教室の評判を落としているかもしれないというお話でした。
次回は、クチコミの仕組みについて別な切り口での活用法をお伝えします。
もしかすると、次回のほうが実用的かも知れません。
少なくとも当方はそう思って時々活用しています。
つづく…
↓
https://balletup.com/?portfolio=reason-no-enroll
最後までお読み頂きありがとうございました。
バレエ上達ナビゲーター 長岐
バレエの「教え力」と「教室経営力」をアップさせるメルマガ『バレエのせんせい通信』のご登録はこちら。
最近のコメント