体験から入会につながらないのはこれのせい?
見学・体験はしてくれるけど、なかなか入会につながらない、ということはありませんか?
見学・体験一つとっても、HPやブログで教室やキャンペーンのことを投稿して、お問合せに対応して、日時を伝えてようやく得たもの。
見えないコストがそれなりにかかっているはず。
だから、見学・体験者のうち何人が入会するかという数字(入会率)は、入会の効率を表しています。
100人体験して1人しか入会しなければ効率悪いですよね。
でも、10人入会すれば、効率十倍です。
実はこれ、前回お伝えしたクチコミの仕組みが関係しています。
1) 期待をプラスに裏切ると評価が上がる
→プラスのクチコミ
2) は飛ばして、
3) 期待をマイナスに裏切ると評価が下がる
→マイナスのクチコミ
でしたね。
体験に当てはめてみると、1は、
「期待以上に素晴らしいレッスンだった。今後も受けたい。」
というパターン。
一方、3は、
「期待ほどじゃなかった。他の教室も体験してみる。」
というパターン。
だから、もし入会率が低くて困っているとしたら、3になっているということです。
「そもそも見学・体験が少ない」
と言うのは別問題なのでそれは後日。
では、
入会率を上げるためにどうするか?
正攻法は、
「もっと期待に応えられるように素晴らしいレッスンを提供しよう。」
ですね。
つまり、1になろう、です。
本来はこうあるべきだと思います。
でも、日々のレッスンは現在進行形です。
いずれは素晴らしいレッスンが提供できるようになりたいですが、体験に来る方をその時まで待たせる訳にはいきません。
今日どうする?
明日どうする?
という問題です。
実は、口コミの仕組みにはもう一つ答えがあります。
4) 自分のサービスでがっかりする人は最初から呼ばない。
です。
ちょっと分かりにくいかも知れませんね。
解説します。
3) 期待をマイナスに裏切ると評価が下がる
→マイナスのクチコミ
となるのは、お客さんの期待に対して自分のサービスが追いついていないから、ということになりますね。
基準はお客さんの期待にあります。
それに対して、4は、自分のサービスを基準にして、それ以上の期待をする人は呼ばない、ということです。
だから、がっかりされない。
この話を聞いて、勘の良い人は実績の話を思い出したかも知れませんね。
立派なダンサーです。
すごい経歴です。
と、背伸びをしてしまうと、期待値の高い人(がっかり予備軍)を呼び寄せてしまうのです。
結果、入会率が下がる。
では、どうやってがっかり予備軍を呼ばないようにするか?
それについては次回。
↓
https://balletup.com/?portfolio=smooth-steps-to-enroll1
最後までお読み頂きありがとうございました。
バレエ上達ナビゲーター 長岐
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