バッドチューニングなバレエレッスン1
多数の生徒に指導していると、
打てば響くように上達していく生徒
がいる一方で、
何年たっても同じところに踏み留まっているような生徒
がいます。
これは大人でも子どもでもみられるバレエ教室あるあるの一つ。
なぜ、この2つに分かれてしまうのでしょうか?
先生としては、自分の教え子なら一人でも多く上手になって欲しいはず。
でも、現実は思い通りにはなりません。
その原因は、身体条件やレッスン条件などにもよるわけですが、まったく別なところにもあることが脳科学の研究からわかってきました。
「学習のタイプ」
と呼ばれるものです。
- 視覚タイプ(見て覚える)
- 聴覚タイプ(聞いて覚える)
- 運動タイプ(体を動かして覚える)
どこかで見たことがあるかも知れませんね。
実は、これがバレエの指導と大きく関わっているんです。
これを学術的に解説しようというのではありません。
「バレエレッスンのあるある」
と言っても良いくらい、レッスンの現場でよく見られる光景と合致するのです。
先生がレッスン中に無意識のうちに行っているクセまで説明できてしまうので、そのことを理解しておくと、指導力がぐっと上がります。
逆に、このことを知らずに教えている先生は、高い確率で生徒の伸び悩みの原因を先生自身が作り出しています。
次号からそれぞれについて具体的に見ていきますね。
つづく。
↓
https://balletup.com/?portfolio=three-learning-types
最後までお読み頂きありがとうございました。
バレエ上達ナビゲーター 長岐
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