fbpx

先生、他人事ではありません

先生、他人事ではありません

三つの学習タイプについて、生徒を例に説明してきました。

でも、この分類は、生徒だけの話ではありませんよ。

先生にも当てはまるわけです。

ということは…

 

1.視覚タイプ(見て覚える)
2.聴覚タイプ(聞いて覚える)
3.運動タイプ(体を動かして覚える)

 

それぞれ先生に当てはてはめてみると、

 

「視覚タイプ」の先生は、視覚タイプっぽい指導をしている。
「聴覚タイプ」の先生は、聴覚タイプっぽい指導をしている。
「運動タイプ」の先生は、運動タイプっぽい指導をしている。

 

ということです。

 

やっかいなのは、本人の意志でタイプを選んでいるわけではない。

無意識的に自然とそうなっているので、本人は気づいていない可能性が十分にあるという点です。

 

生徒も同様。

これは別なテーマに発展するので、別な機会に譲ります。

 

ということは、先生のタイプと生徒のタイプが同じだと学びがスムーズに行きやすい。

たとえば、「視覚タイプ」の先生は、視覚情報を多く提供しようとします。

 

・お手本を見せようとする。
・「よく見て」「しっかり見なさい」が口ぐせ。
・生徒の動きや形を直そうとする。

・写真・イラスト・動画を使って映像をイメージさせようとする。
など。

 

ということは、「視覚タイプ」の生徒はこのタイプの先生が発する情報をキャッチしやすい。

ラジオに例えると、

 

チューニングが合っている。

 

状態です。
(最近はラジオのチューニングを合わせる機会がなくなってきていますが…)

 

ところが、「聴覚タイプ」「運動タイプ」の生徒はどうでしょう?

メインのチャンネルがズレているので、ある程度は分かるけど、

 

・ピタッと来ない。
・何言ってるかわからない。
・納得の行く説明が聞けない。
・どういう感じかわからない。

といった、不満を生じやすい。

 

では、「視覚タイプ」の先生は、指導上何に気をつけたら良いのでしょう?

ご自分のタイプがどれであれ、考えてみてください。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

バレエ上達ナビゲーター 長岐

 

 

バレエの「教え力」と「教室経営力」をアップさせるメルマガ『バレエのせんせい通信』のご登録はこちら


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください