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「私はコレで成功しました!」

「私はコレで成功しました!」

■だから何?
本屋に行けばたくさんの成功法則の本があります。

私はこれで●が出来た。その秘密を公開するので、あなたにも出来る!

と言ったもの。

ダイエットにしても、
受験にしても、
恋愛にしても、
ビジネスにしても、
解剖学にしても、

構造は同じ。

で、それを学んだ人のうち、何パーセントが著者と同じように成功するのでしょうか?

ほぼ全滅でしょう。^_^メ

「ほぼ」と書いたのは、まれに成功する人がいるからです。

でも、それって、その本のおかげと言うより、元々自力で成功できる人だったのかも。

◾️使えない成功法則も使いよう
では、成功法則の本に書かれていることは、役に立たないのでしょうか?

何事も使いようです。

ほとんどの人にとっては、
役に立ってないかも知れないけど、

結果が出るように使えば出る。

出ないように使えば出ない。

成功者の真似をすると言うのは、

「カラオケは大声出して歌えば良いのよ!」

と聞いて、

大声を出すということです。

私がこの記事を書いている目的は、バレエ界で成功者を増やすこと。

いや、
成功者の言葉に引き寄せられて、
失敗する人を減らすこと

です。

だから、成功者に答えを求めている人に、成功者が語らない解決策を提示しようとしています。

そうしないと、いつまでもすがる側です。

「この講座が大事」と言われると「そうか」と買い、

「この教材は素晴らしい」と勧められると「どれどれ」と買う。

情報が増える一方で、活用には至らない。

だから、次なる解決策を求める。

という出口のないパターン。

そこから抜け出す人を増やしたいと、勝手に思っているのです。

誰に頼まれたわけでもないのですが、

「そうじゃないだろ!」

と勝手に思っているのです。

特に、バレエの先生なら、子どもや保護者の憧れの存在になって頂きたいので。

バレエに戻って解説します。

◾️使えない解剖学を使えるようにする秘訣
バレエにおける解剖学も同じ。

解剖学を学んで指導力をアップさせることに成功した人がいたとして、その人から

「解剖学を教えてもらおう」

としては、ダメなんです。
これが敗北への道。

以前書いたように、解剖学には時間の概念がありません。

だから、解剖学の知識が増えても、それ自体で踊りが上手になることはありません。

◾️海外のプロはどうなの?

参考までに、ロシアのバレエ団のプリンシパルを含む、今までに当方が直接会った外国人バレエダンサーの解剖学についての見解をご紹介します。それは、

・要らない。
・必須ではない。

のどちらかです。

「学ばなきゃ」

なんて全然思っていません。

前のめりになっている人にとっては、信じがたいかも知れませんが、本当です。

と、ここまで書いておいて、次回、反論をご紹介します。

つづく。

https://balletup.com/?portfolio=ttp-no

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

長岐裕之

 

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