fbpx

バレエの解剖学講師が教えてくれないこと

バレエの解剖学講師が教えてくれないこと

■解剖学はレッスンに生かせる?
解剖学的アプローチのバレエが日本に入ってきて、バレエ教師の中にも解剖学が浸透してきたのは事実。

では、皆、バレエ指導に生かせているかというと、そうではない先生もいるようです。

どうして分かるのかというと、教師自身や生徒・保護者からそういう話を聞くからです。

教師から聞くのは、

「解剖学の知識は、レッスンで使いようがない。」

というもの。

生徒や保護者から聞くのは、

「レッスン中●●筋使って、と言われても困る。」

「結局、出来るようになるまで繰り返して、と言われるだけ。」

というもの。

前者は、
使う筋肉名は伝えたんだから後は生徒の責任、みたいな。

以前書いたように、筋肉は随意的に使っていないのでそもそも無理な話。

しかも、生徒さんはその筋肉がどこにあるか知らない可能性大。

言っていることは正しいかも知れないけど、機能しない指示出しになっています。

後者は、
ひたすら繰り返すだけなので解剖学があろうとなかろうと関係ない、という話。

要は、独学と同じ。

どちらも、問題ですね。

■解剖学を教えた先生はどうなの?
でも、ちょっと待って下さい。

バレエ教師に解剖学を教えた先生はどうなんでしょう?

おそらく、先生は解剖学を活用して成果を上げたから、それを他の教師と共有したくて教えてくれた、と考えるのが自然ですよね。

(踊りのことは知らないし興味ないという解剖学の専門家を講師に招くバレエ解剖学講座はここでは対象外。というか論外。)

先生なりに成果実証済みなので、それを分かち合いたいということです。

もちろん、教えるには、その何倍も勉強しているはずなので、受講生とは知識の量に差があるでしょう?

でも、それだけで結果の有無が分かれてしまうのでしょうか?

おそらく、そんなことはないですね。

学ぶ先生方に役立ててもらえるように講座を準備しているはずですから。

同じバレエに役立つ解剖学の知識を共有しているのに、活用できる教師と出来ない教師に分かれる。

なぜでしょう?

■バレエ解剖学講師が「教えてくれないこと」
それは、他に理由があるからです。

学ぶ側の教師にとって本当に必要な情報は、そっちです。

それが分かれば、
解剖学を学んだけれど、

・イマイチ使えていないと感じている先生
・セミナー受講料のもとが取れていない先生

にとって助けになること間違いなし。

つづく。

https://balletup.com/?portfolio=how-to-get-anatomy-in-ballet

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

長岐裕之

 

バレエの「教え力」と「教室経営力」をアップさせるメルマガ『バレエのせんせい通信』のご登録はこちら


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください