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そもそも「立つだけ」ができないんですけど、から「ピルエット二回転(^^)v」へ

本日は、『「ピルエット二回転」3ヶ月マスタープログラム』の初日でした。

冒頭でバレエの法則の中から「回転の法則」を紹介しました。

【回転の法則】
1. 上半身が回転する。脚は立つだけ
2. 回転方向と反対側の肩と脇を、積極的に回転方向に送る
3. スポットは残さず戻す方を意識する
4. 腕は上半身の近くに置く
by 大人バレエ教師 石島みどり

ピルエット二回転が出来ない場合、この中のどれかが出来ていないはずです。

それを改善すれば問題は解決するはず、という考えで進めました。

特に見逃してはいけないところ、そして、本プログラムが圧倒的に重視しているのが1の「脚は立つだけ」の部分。

「立つだけ」

なんて書くと、

「誰にでもできる簡単なことをするだけ」

のように思えますが、何事にも前提があります。

そして、前提は言語化されないものです。

バレエ学校で学ぶという場合、オーデション合格者しかいない、という前提があります。

バレエ教授法は、そういう学校での指導法としてまとめられたものですので、その前提は言語化されていません。

日本のように、オーデションしないのが事実上の前提となっている環境では、もう前提が違っているので、そこを見逃してはいけないわけです。

というわけで、ここに大いにこだわってじっくりと足を観察させて頂きました。

2~4 についても、一つ一つ、実験をはさみながら、なぜこれが回転の法則に入っているのか体感して頂きました。

二次情報を与えて終わるのではなくて、一次情報としてお持ち帰りいただきたかったからです。

観察内容は次の通り。

 

観察カテゴリー1:器質的観察

  1. 足圧分布
  2. 中足骨の長さを見るための甲からの写真
  3. 中足骨の長さを見るための足底からの写真

観察カテゴリー2:機能的観察

  1. ピルエット二回転挑戦映像
  2. 引き上げ力測定
  3. ルルヴェ力測定1
  4. ルルヴェ力測定2
  5. ルルヴェ力測定3
  6. ルルヴェ力測定4

 

その後、ピルエット二回転克服のためのトレーニング。

トレーニングといっても、ピルエットそのものはしません。

一見すると、遊んでいるような課題ばかりですが、15分ほど行ったところで、終了。

再びピルエット二回転に挑戦していただくと、早速、成功者が出現。

繰り返し挑戦しても、二回転は余裕。(^^)v

三回転も出来てしまうほど、見事に回れるようになっていました。

 

宿題

ピルエット二回転克服のための自主トレ課題をお持ち帰りいただきました。実施は任意なので、どの程度こなすかは各自にお任せとなっています。

 

 

まだまだ、プログラムは始まったばかり。

今日二回転回れなかった方の中から、次回何方かが回れるようになるであろうと大いに期待しています。

そうやって、一人ひとりピルエット二回転をモノにしていただけるよう、検査結果の分析と課題の精査を続けます。

 

受講者の声

本日頂いた声を一つご紹介します。

「本日は、単純にとても楽しかったです。“ピルエット”上達のために、お手玉やバウンスボールを使った手軽なエクササイズというアプローチ法があることを知れて良かったです。あと、“出来た自分をイメージする(して)”から回ると感覚がだいぶ違うことに驚きました。“ピルエット二回転成功させる!”というゴール目指して絶対できるようになっている自分をイメージして頑張りたいです。(N.A様、大田区、大人リーナ)」

 

なお、本プログラムは途中参加できません。

興味ある方は、次回の募集案内をお待ち下さい。

 


「ピルエット二回転」3か月マスタープログラム
人数と期間限定で受け付けます。
詳しくはこちら。

 


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