米国のあるダンス教師の驚きの指導内容は「こう」でした
ピルエット二回転, 3か月マスタープログラム
憧れのピルエット二回転をマスターしよう
ダンス教師2,000名が集まる会議で質問してみました。
「第二中足骨が最長であることでピルエットがしにくくなると思うんですけど、あなたはどう対応していますか?」
そこで返ってきた答えは
「第二中足骨を引っ込めるように使えばいい。」
でした。(・・;)
「引っ込める?」
第二中足骨をどうやって引っ込めるんだ?
と思っていたら、モデルをしていたダンサーに指示を出して、引っ込めた場合と引っ込めない場合で回りやすさがどう変わるか聞いている。
すると、そのモデルのダンサーは、
「確かに引っ込めたほうが回りやすくなる。」
???
おお、そんなことが出来るのか?
と目の前で起きているやり取りにびっくりしながもそういう世界があるんだと妙に納得した覚えがあります。
でも、そこで引き下がらずにモデルさんの足先を指差して
「第二中足骨が最長の場合、引っ込めようとしても最長であることには変わらないと思うんですけど、どう思いますか?」
と、しつこく聞いてみた所、
「それは大して問題ではないのではないか?」
との返事。
なるほど、この問題が問題視されてないんだな、ということがはっきりしました。
アメリカ、大丈夫か?
とちょっと残念に思いつつ、そこは収めることにしました。
その会議、海外(日本は除く(> <))からもダンス教育関係者が参加していたので、翌日、オーストラリアから来た体の専門家に聞いてみました。
それについては、次回。
ちょっと、ピルエットから離れてしまったので米国アナハイムバレエ団(ANAHEIM BALLET)の「ピルエットのコツ(Turning Tips!)」というYouTube動画をご紹介します。
これは、ピルエットを構成する動作を細かく分けて、少しずつ積み上げていくように練習する様子を収めたものです。
こういう学び方を「分習法」と言ったりします。
新しいテクニックをマスターする定番の一つですね。
後半に入ると、ピルエットのバトルのようなシーンが出てきます。
回転数とルルヴェでキープしている時間の長さに注目してご覧ください。
では、どうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
イカ足サポーター開発者 長岐
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