「ピルエット二回転」3か月マスタープログラム
ピルエット二回転は、たった2つの改善をすれば成功します!
■対象
1. ピルエット二回転がどうしても出来るようになりたいという熱い思いがある。
2. バレエ経験3年以上。
3. ピルエット一回転は出来る(初回に検査があります)。
4. 大人からバレエを始めた生徒さん。
1〜4のすべてを満たす人。
■ゴール
ピルエット二回転を成功させる。
(強引な高速回転は対象外)
■背景
バレエに真剣に取り組んで三年以上レッスンを続けているにもかかわらず、ピルエットがニ回転以上できないとしたら、、、それまでのやり方でマスターできる可能性は低いです。
もしかすると、それは薄々感じていて、でも何をしたら良いのか具体的なイメージが掴めないでいるのかも知れませんね。
そんなあなたに、新たな選択肢を提示しようというのが今回のマスタープログラムです。
■ピルエット二回転が出来ない原因
考えられるのは、次の3つ。
1) 指導内容によるもの
2) 運動感覚によるもの
3) 足の構造(イカ型)によるもの
これらのいずれかである可能性が高いです。
これらのうち一つでも該当しているとABTプリンシパル、ダニール・シムキンのような連続回転の習得は極めて難しいです。
あ、例が凄すぎました ^^;
しかも、この軸脚のプリエは除いて見てくださいね ^^;;
次は、こちらをご覧ください。
こんな感じでエレガントにさらっと二回転回れたら素敵ですよね。
1) 指導内容によるもの
バレエ教授法に則った正しいピルエットの行い方を学んでいない場合、動作のゴールを知らないことになります。車と同様、ゴールがないまま走り回っていてもゴールに近づくことはありません。
普段のレッスンがこの状況になっているとしたら、ピルエット二回転が出来なくても仕方ありません。
ただ、正しさを知らなくても二回転は回ることが出来るかも知れません。
でも、それは正しいピルエット、エレガントなピルエットではなく、一つの運動としての二回転になっている可能性が高いです。
また、複数の教師に習っている場合、ピルエットの指導内容が異なっていたり、矛盾していたりすることがあります。
この場合も、特定のゴールに向かうことが出来ませんので根本的な解決はできないでしょう。
2) 運動感覚によるもの
感覚(神経系)の問題なので、筋トレやストレッチなど体を変えようとする努力は奏功しません。
ピルエット二回転という動作に必要な運動感覚を養うことでマスターできます。
ちなみに、脳も神経系の一部なので、脳を鍛える脳トレもここに含まれます。
これまでに、ピルエットの形をどうこうする以前に「体を回転させたときの感覚」という原始的な運動感覚が未発達の場合、回ること自体がハードルが高いものとなります。
その状態で、引き上げ、アライメント、腕の置き方、顔の付け方、動脚の使い方、軸脚の作り方などをコントロールしようとしても出来ません。
これらピルエットを構成する運動要素の中で、回転以外のものは繰り返し行なって感覚を養うことが出来ます。
ところが、回転は、回転そのものが出来ないと、どんな運動感覚か知ることが出来ません。
そこで、「出来るようになるまで反復練習」だと独学と変わりませんので、受講料を頂くことは出来ません。
本プログラムでは、回転をただ反復練習するのではなく、回転感覚が形成されるように導きます。
したがって、回転するとすぐに目が回ってしまうとか、酔ってしまって、反復練習が出来ないという方でも問題なく参加していただけます。
3) 足の構造(イカ型)によるもの
「イカ型の足か(イカ足)」と呼ばれる足の骨格の構造に起因している場合、トレーニングやエクササイズによる改善効果は限定的なものとなり、根本的な解決には至りません。
この問題は、バレエ界にほとんど知られていないだけでなく、学術的にもまだ十分研究されておりません。そこで、現在、生体力学(バイオメカニクス)的見地から大学と共同研究を行っております。
「イカ足」の場合、ピルエット二回転はまぐれで出来ることがあるかも知れませんが、再現性は低いものとなります。出来た時というのは、おそらく高速回転の時となります。
ピルエット一回転の時間内に二回転回ってしまうことで、便宜上二回転回ったということです。
ところが、回転速度を落とすと、途端に二回転ができなくなります。
これに対するレッスンやトレーニングは通常無効です。何年も努力しているのにまったく改善が見られない場合、これに該当している可能性が高いです。
いずれの場合も、現在のバレエレッスンを繰り返しているだけでは根本的な解決には至りません。
どれにも該当しない、つまり条件の良い生徒さん達が次々とピルエット二回転をマスターしていく様子を傍観するまま年月が過ぎ去ってしまうことでしょう。
そんな、
・出来る人だけ出来るようになれば良い、という状況を何とかしたい。
・好きで踊っている人に一人でも多くピルエット二回転を体感してほしい。
と思い、
バレエレッスンとは切り離した
ピルエット二回転をマスターするプログラムを開発しました。
■対策
1) 指導内容に対して
今回のプログラムでは対象外とします。
なぜなら、ピルエットの行い方は、教師間で大きく異なっているのが実情だからです。
本プログラムで特定の正しさをお教えしたとしても、受講生の普段のレッスンでの行い方と異なっていては、レッスンに支障が出ます。
ですので、本プログラムでは、メソッド的な正しさは考慮せず、二回転回れるようになることを目指します。
2) 運動感覚に対して
当スタジオでは、これまで『バレエ道場』という審美系脳トレクラスで、回転系の運動を含む脳・神経系のトレーニングを五年以上実施してきました。
これまでに現役プロバレエダンサーを含むのべ1000名近い方に受講していただいています。
どれだけ踊りやすくなるかは、受講者の声に現れています。
今回のプログラムでは、そのノウハウをピルエット二回転の習得に特化した形で受講していただくことで、無駄を省いて回転に必要な運動感覚を鍛えていただくことが出来ます。
3) 足の構造(イカ型)に対して
足の骨格構造上、ルルヴェに立った状態で体の重心を本来の位置で支えることが出来ない人が、一定割合で存在します。
「イカ型の足(イカ足)」と呼ばれるこの足の構造を持つ人は、筋力や柔軟性、運動能力などピルエット二回転に必要な他の要素のすべてを満たしていても、この重心支点のズレが原因でピルエット二回転をマスターすることが出来ません。このメカニズムについての詳細を、現在大学と共同研究中です。
また、この足の構造を持っている人は、本格的なバレエレッスンを受け続けることで、足部の疲労骨折を起こしやすくなることが、バレエダンサーの医学解説書の中で指摘されています。
これまで、この問題に対する解決法は、トレーニングの分野にもレッスンの中にも提示されて来なかったかも知れません。米国のダンス教師2,000人が集まる会議で講師に質問した限りでは、認識されておらず、対策もされていない状況でした。
しかし、当スタジオでは、何年も前からこの問題を指摘するだけでなく、緩和あるいは解消できる特殊なサポーターの開発を進めてきました。
今年に入り、「イカ足」と思われる子どものバレエの生徒、大人のバレエの生徒、新体操の強化選手などに対してこのサポーターを試用した所、これまでほぼ100%の確率でルルヴェが安定し、ピルエットの回転も安定するという結果を得ています。
サポーターの有無を比較した動画をご覧ください。
普通に練習を繰り返すより遥かに早く動作改善が得られているのが見て取れます。
そこで、今回、2と3のアプローチを統合することで、これまでピルエット二回転がマスターできなくて困っていた多くの方のお悩みが解決できると確信し、この『ピルエット二回転3か月マスタークラス』を開講することに致しました。
■改善すべきはたった2つ
長々と説明してきましたが、ピルエット二回転成功の秘訣はたった2つです。
腕の使い方、体幹のコントロール、細かく見ていけば、色んな注意点が挙げられますが、ピルエットは突き詰めるとたった2つの要素に集約されます。
詳しくは、メール講座をお読みください。
その2つを実際に改善するのが本プログラムとなります。
【参加者の声】
はじめてするようなトレーニングばかりで全然できませんでしたがすごく楽しかったです。
トレーニングの後にいきなり二回転回れそうになったときはすごくびっくりしました6回終えた後の変化が楽しみです!
夜はいつもの一回転も回れない自分に戻っていました、、、トレーニングも地道に頑張ります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
(M.J様、大人リーナ、町田市)
参加者各人の足の写真
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バレエをを始めて10年以上、
途中ブランクがあったものの、
ピルエット2回位は出来るようになりたくて、
参加しました。
おもいっきりイカ足でした。
バランスが悪いのは、足のせいもあったのですね。
それ以上に元々、アテールでもバランス悪いですが。
タンリエなど、体重移動が有ると、アテールでもグラグラです。
バランス力を向上させたい!
これから
完全2回転をめざして、頑張ります。
(O.M様、大人リーナ、横浜市)
足底圧分布の測定結果
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バレエの法則や道場でピルエットのコツをご指導して頂いたのですが、その時は回れてもその後がなかなか安定せず、、アラララ??どうしたのだったのです。
初日の講座の2時間は、あっという間に過ぎていき、とても充実していました。
今日の講座は、バレエの法則をさらに理論的、科学的にこれ以上になく詳しく分析&説明して下さったので、さすがに呑み込みの悪い私でもわかりやすかったです。お話を聞いていて、回る為の理屈を理解した上での練習が一番近道なんだと思いましたし、なんかやれそうな気分になりました。
興味深かった のは足の測定で、ルルベの時の自分の足の状態がどのようなのかをこの目で確かめられた事や参加者の皆さんの一人一人の違いが見れて面白かったです。
イカ足サポーターは、ジェルパットを出し入れしているうちに迷ってしまい、こんなものかなぁというあやふやな感じでお願いしてしまいました。でも出来上がりが楽しみです。
まずは、ルルベで立つ軸足を安定してキープが第一歩ですね。
教えて頂いたトレーニングは、回れる日が必ず来るんだという事を信じて地道に続けて行こうと思っています。
(W.T様、大人リーナ、横浜市)
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メルマガなどで読んでいても、説明を受けて、実験してということで、回転の法則が理解できました。
まず立つということが、まだまだできていないことも痛感しました。
楽しい中での2時間でした。これから進んでいく中で、2回転回れそうな気がしています。
引き続きよろしくお願いします。
(H.S様、大人リーナ、横浜市)
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人数と期間を限定して募集しますので、我こそはという人はこの機会にお申し込みください。
■定員
フルコース6回 先着6名様
■内容
1. 検査
2. ピルエット二回転道場
3. 講義
4. 評価
■受講上の注意
1. ピルエットの反復練習はしません。
2. 宿題はやらなくても特典には影響しませんが、人によっては結果には影響します。
3. 上手なお手本はありません^^; お手本を重視しない理由はこちら。
■スケジュール
3ヶ月
全6回
日曜日15:00-16:30
各クラス90分
※初回のみ120分。開始時刻は同じ。
■会場
バレエスタジオDancingFUN
東急田園都市線「たまプラーザ駅」
中央改札北口東急百貨店前左に進み徒歩7分
横浜市青葉区美しが丘4-1-21-2F
Tel:045(902)2556
www.dancingfun.net
■講師
長岐裕之
「ターンアウト整体®」創始者として、16年間に渡りバレエを学ぶ生徒さんのターンアウト改善、踊りやすさの向上をサポートし続ける。その間、甲出し整体、アラベスク整体、スプリッツ整体、バレエボディ整体®なども開発。教材としては、電子書籍『ターンアウトの調律』デボラ・ボーゲル著、翻訳。動画講座『ターンアウト』講師:デボラ・ボーゲル、日本語版監修。『イメージ・筋肉上達法®』デボラ・ボーゲル著、日本語版監修。動画講座『アラベスク』講師:デボラ・ボーゲル、日本語版監修。プロ向け動画教材『ターンアウトスペシャリスト養成講座』講師。『DancingFUN 新・バレエ上達練習法』共著。以降多数の教材を制作・販売し、バレエを学ぶ生徒さんの学びをサポート。また、バレエを学ぶ生徒さんの身体能力を高めるトレーニング法として2012年から「バレエ道場®」、バレエ道場の子ども版「IQ体操®」、2016年から「アンクルトーニング®」の普及に務めている。また、2015年1月バレエ教育関連の個人事業主を対象にビジネス講座を開講し、クライアントに売上2倍、補助金採択などの成果を提供中。同年4月「売れっ子バレエ整体師アカデミー」を開講し、ターンアウト整体師を養成。2011年一般社団法人日本バレエダンサー育成協会を設立し、日本のバレエの学びの環境改善活動をし続けている。工学博士。大学非常勤講師。
■本プログラムへの申込方法
現在新規の開催の予定はございません。理由はこちらをご覧ください。プログラムの基本的な考え方は下記メール講座で解説しています。興味ある方はご登録ください。
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