足裏の3点はルルベのときどうなる?
11月のバスターズサロン後、数回に渡ってフォローアップのメールを送らせていただきました。
それを受けて、有料会員から届いた声をまた一つご紹介させて頂きます。
■視聴していかがでしたか?
今回のテーマ、上体の安定や足裏の3点などについては、何となく知っていましたが、それをどう生かすか、レッスンでの意識の再確認ができ、他の話題を含めすべての内容がとても為になりました。
皆さんの見識がいろんな角度から視聴でき(掛け合いもおもしろいです!)、けっしてただ難しい内容で終わることなく、その後のメルマガでのフォローもとてもありがたいです。
夢見る大人リーナ
以上。
夢見る大人リーナさん、ありがとうございました。
「足裏の3点」
またまた出てきましたね。
バレエ解剖学では定番。
この3点が普及するきっかけになったとも言えるある解剖学書があります。
この本は、止まった(動くことのない)筋肉や骨について書かれたものではなくて、
筋肉がどちらの方向へ
どれくらいの強さで
骨を引っ張るか
を示す矢印がたくさん書き込まれていて、ダンサー自身はもちろんですが、トレーナーや治療家にとってもとても分かりやすい。
というだけなら、他にも類書はあります。
この本が有名になったのにはもう一つ大きな理由があると当方は見ています。
著者の母親は画家、父親は医師。
両親の才能を見事に受け継いだ著者が、非常にダイナミックで愛着を感じるイラストを随所に描いていたのです。
分かりやすい × 好感度
で非言語的に伝ってくる。
リアルな写真や正確なイラストより、伝わってくるものがあります。
おそらくそう感じる人が多くてあちこちで引用されまくったのだと思います。
当方は、解剖学的アプローチのバレエのセミナーで紹介されたその日に購入しました。
もう15年くらい前かな。
本当はここでご紹介したいのですが、そういう訳にも行きませんね。
興味ある方は、ぜひ手にとって実物をご覧いただければと思います。
アマゾンの「なか見!検索」(要PC)の股関節のイラストだけで6時間のターンアウトセミナーが開けそうな勢いです!
と、
「足裏の3点」の話で終わるバスターズではありません。
さらに一歩進めます。
「足裏の3点に体重を均等に乗せるように立つ」
のはバレエ的には「ア・テール」の状態ですね。
ところが、
レッスン中、ア・テールではない時間が結構ありますよね?
ルルベのときとか。
ルルベで
かかとが床から離れたら
どこで立つのでしょう?
かかとなしの前側二点
と思っていませんでしたか (・・?
ぶっぶー (^ ^;
実は違うんです。_φ(・_・
では、どこで立つのか?
実はこれが簡単ではないんです。
よく第一と第二中足骨の間とか説明されたりしますが、あれは
そうなる足の形の人はそうなる
と言う一例に過ぎません。
ワガノワのオーディションに受かる足を持っている人はそうなる
みたいな、特定の身体条件を満たした人の答えです。
実際は
人の足の形は十人十色。
個別に異なります。
だから、わかりやすく
これが答えです。(^_-)-☆
とは言えないんですね。
そう言ってもらえると、スッキリしますけどね。
まどろっこしくて申し訳ありません。
でも、
実態はそうだ
というところは押さえておいていただければと思います。
これがないと、
・何かおかしい
・しっくりこない
感じがつきまといます。
人によっては、
出来ない自分が悪い (> <)
と考えて、
身体改造を始めてしまうかも知れません。
それがうまくいくことがあるかも知れませんが、
大人バレエでそこまではキツイな (^_^)v
という人もいらっしゃるのではないかと思います。
なので、
ルルベのときは、
そもそも人によって違う _φ(・_・
ということを押さえておいていただければと思います。
詳しい説明には解剖学と力学の組み合わせが必要になります。
それはまたの機会に。
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