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発見!隠れイカ足

本日、大人バレエの生徒さんでお子さんにもバレエを習わせているという方がスタジオにいらっしゃいました。

ご自身ではルルヴェが苦手で

ルルヴェがまともに出来ない

ということでした。

イカ足の可能性が高いなと思い、中足骨先端の甲側を折り曲げた状態で見させていただきました。

この写真のように第二中足骨が出ているか調べたかったからです。

 

すると…

イカ足ではない!

第二中足骨が長いということはありませんでした。

 

そこで、

今度は、足底圧の分布を調べてみました。

すると、第二中足骨先端部に体重がかかっていて、第一中足骨先端部はほとんど圧がかかっていません。

この足圧からすると、第一中足骨が第二中足骨より短い。

つまり、
イカ足の条件を満たしています。

実はこのパターンは大学との共同研究の中でも予想されていたパターンの一つです。

甲側で見るとイカ足ではないが、
足底圧で見るとイカ足。

これを

隠れイカ足

と名付けました。

今日、初めてこの「隠れイカ足」とお会いすることが出来たのです。

なぜ、甲側ではイカ足ではないのに、足底圧ではイカ足になるのか?

それは、床と接触する部分で第二中足骨が最長になっていて、甲側ではそうなっていないからです。

だから、中足骨先端を甲側で比較しているだけではこのパターンを取りこぼしてしまうのです。

より正確に調べるには、足底側から見たり、今回のように足底圧を調べる必要があります。

で、足底圧ではイカ足でしたので、イカ足サポーターで改善が期待できます。

そこで、試着して頂き再びルルベに立っていただきました。

すると、ご本人がすぐに自覚できるレベルで安定感が増していました。

で、このお母様はご自身のためというよりは、バレエを習わせているお嬢様の足も似ているようなので、お嬢さんののためにイカ足サポーターを購入されたいとのことでした。

次回、お嬢様の足でイカ足検査をしてみることにして本日は解散となりました。

 

PS1
「仮性イカ足」についてはこちら

PS2
イカ足サポーターは現在こちらでご購入いただけます。

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