『ピルエットへの階段』ピルエット検定1DAYセミナー
ピルエットに階段があることをご存知ですか?
上達の階段、難易度の階段のことです。
いわゆるピルエットとして知られているつま先を軸脚の膝横に置いて回るあのターン、、だけがピルエットではないんです。
あの足は、ポジションの一つ「ルティレ」と呼びます。
そしてあの回り方のことを
「ルティレのピルエット・アン・ドゥオール」
と呼びます。
と、名前を知ったところで、ピルエットは一朝一夕にマスターできるものではありません。
そこで、ピルエットをまったく学んだことがない生徒さんが学ぶとしたら…
と考え、一番簡単な動きは何かと考えました。
そこからスタートして、少し難しく、さらに少し難しくと、徐々にピルエットの難易度を上げて行きました。
最後は、グランフェッテ。
一通り終わったところで、全部で何段に分かれているのか数えてみたところ…
全部で56段。
「そんなにあるの?」
はい、ありました(;^ω^)(一覧は下部にて)。
全くの初心者から始められる簡単な動きから始まって、確実に一歩一歩登って行ける上達の階段です。
あの「ルティレのピルエット・アン・ドゥオール」は、足の4番ポジションから始める場合、この全56段中の25段目に当たります。
25段目ということは、その手前に24段あるわけですね。
これをすっ飛ばして練習してませんでしたか?
ロシア国立のバレエ学校では、あのピルエットは3年生で習います。
その手前で準備の階段をしっかり登ってからあの形を練習するわけですね。
もしあなたが大人からバレエを始めて、さっそくあの典型的なピルエットをマスターしようとしているとしたら、この準備を端折ってしまっている訳です。
飛び級しすぎです。
ロシアと言えば厳しい入学オーディションがあることで有名ですね。
100人中1人か2人しか合格しない厳しさです。
そこをパスした身体条件に恵まれた生徒たちに、
週五日間びっしりの英才教育を施しての3年目に習うのが先ほどのピルエットです。
もしあなたが、
1) 100人中1人か2人に選ばれる身体条件を持ち
2) 週6日フルタイムのバレエ学校でバレエを習い
3) 最初の二年間はピルエットの準備の練習のみ行い
4) フルタイムのバレエ教授法の教育を受けた国家資格を所有するバレエ教師の指導を受け
5) あなたは今年齢が13歳前後。
もし、これらのうち一つでも欠けるものがあったら、伝統に忠実なバレエを習っているとは言えません。
「そんなの無理!」
はい。
まずあり得ないですね、日本では。
そう、日本では、伝統に忠実なバレエ教育は受けられないのです。いまのところ。
前提条件が違いすぎますからね。
ここを無視して
「伝統に忠実」
とか、出来ません。
しかも、目いっぱい飛び級してしまったら…
だから、ピルエットは諦めましょう…<( ̄^ ̄)>
ではなくて^^;
逆です。
日本で大人からバレエを始めた生徒さんが、無理なくピルエットの階段を登れるようにするにはどうしたら良いか?
この問いに対する一つの答えが、全56段の階段です。
これは、ピルエット習得の段階をじっくり観察して「ピルエット動作のレベル分け」を行った結果出来たものです。
似たものとして、
「けん玉」とか「なわ跳び」にも技の段階が細かく設定されているのはご存知でしょうか?
「けん玉検定」とか「なわとび検定」でググってみてください。
技が難易度別にズラリと並んでいるのがお分かりいただけると思います。
それのピルエット版のことです。
このレベル分けに従って一つ一つの階段を登っていただければ、先程出てきた
「4番からのルティレのピルエット・アン・ドゥオール」
を通過して、
アチチュードをしながらのピルエット、
アラベスクをしながらのピルエット、
と難易度を上げて、
最終的にはグランフェッテまで登り続けることが出来ます。
これらを登り切ったとすると、それはピルエットの全パターンを制覇したことと同じ。
大人からバレエを始めて、そこまで行けたらすごいと思いませんか?
『ピルエットへの階段』
を一歩一歩登るってどういう感じなの?
参考になる動画はこちら。
ピルエットの動きを分解して、段階的に積み上げている感じですね。
こういう学び方を分習法と呼んだります。
今回作った『ピルエットへの階段』も同じ考え方です。
ところで、上の動画を見て、あなたも同じように回れるようになれるでしょうか?
もし、これだと登るのが早すぎて着いていけそうにない、ということでしたら今回の階段がお役に立てます。
でも、普通にバレエレッスンを受けているだけだと、こういう階段を登る機会はそうそうないですよね。
そこで、この階段を登る練習をする場として【ピルエット教習所】を作りました。
そのピルエット教習所の開講を記念して、1DAY講習会を開催します。
ピルエットが苦手でこれまでいろいろ試してきたけど、
取り付く島もない状況だったという方から、
特にまだ何も試してないけど、ピルエットは出来るようになりたい方まで。
要するにピルエットが回れるようになりたい大人のバレエの生徒さんでしたら歓迎です^^;
なので、子どもの頃からバレエを習っていたりしてすでにクルクル回れる方は対象外とさせていただきます。m(_ _)m
しかも、一気に飛び級して指導することもいたしません。
「そんなまどろっこしい事していられないわ!」
という方は、こちらへどうぞ。
・現時点でキチンと回れなくて困っている大人の生徒さん
・基本の回り方も分からなくて困っている大人の生徒さん
ピルエットの最初歩から始めて、
一歩ずつ上達の階段を登ってみませんか?
【ピルエットへの階段(全56段)】
■ウォーミングアップ(フレックス)
6番フレックス・アン・ドゥオール1回転
1回転 6番フレックス・アン・ドゥダン
1回転 1番フレックス・アン・ドゥオール
1回転 1番フレックス・アン・ドゥダン
2回転 6番フレックス・アン・ドゥオール
2回転 6番フレックス・アン・ドゥダン
2回転 1番フレックス・アン・ドゥオール
2回転 1番フレックス・アン・ドゥダン
■初心者1段
1回転 前ク=ドゥ=ピエ・アン・ドゥオール(2番)
1回転 前ク=ドゥ=ピエ・アン・ドゥダン(2番)
1回転 前ク=ドゥ=ピエ・アン・ドゥオール(5番)
1回転 後ク=ドゥ=ピエ・アン・ドゥダン(5番)
1回転 前ク=ドゥ=ピエ・アン・ドゥオール(4番)
1回転 前ク=ドゥ=ピエ・アン・ドゥダン(4番)←今回の目標
■初心者2段
2回転 前ク=ドゥ=ピエ・アン・ドゥオール(2番)
2回転 前ク=ドゥ=ピエ・アン・ドゥダン(2番)
2回転 前ク=ドゥ=ピエ・アン・ドゥオール(5番)
2回転 後ク=ドゥ=ピエ・アン・ドゥダン(5番)
2回転 前ク=ドゥ=ピエ・アン・ドゥオール(4番)
2回転 前ク=ドゥ=ピエ・アン・ドゥダン(4番)
■初級1段
1回転 前ルティレ・アン・ドゥオール(2番)
1回転 前ルティレ・アン・ドゥダン(2番)
1回転 前ルティレ・アン・ドゥオール(5番)
1回転 後ルティレ・アン・ドゥダン(5番)
1回転 前ルティレ・アン・ドゥオール(4番)←これが25段目
1回転 前ルティレ・アン・ドゥダン(4番)
■初級2段(省略)
■初級3段(省略)
■中級1段(省略)
■中級2段(省略)
■中級3段
グランフェッテ
これを見ても、どんな動きかイメージしにくいかも知れませんね。
そこで、参考になる動画をご欄ください。(準備中m(_ _)m)
[参考動画]
今回の【ピルエット1DAY講習会】は、
理論編と実技編でピルエットについて理解を深めていただけます。
理論編では「ピルエットのコツが見える物理学」を学び、
実技編では「ピルエット初心者1段 模擬検定試験」までを体験して頂けます。
見よう見まねで出来る人だけ先に出来てしまい、
出来ない人は置いてけ堀になるようなことはありません。
ところで、
「イカ足なんだけど…」
はい、お任せください。
イカ足専用の対策もご用意しています。(^^)v
これままでに何名ものイカ足の方が、ピルエットの改善に成功しています(利用者の声)。
本イベントの次回の開催は未定です。
興味ある方は奮って今回にご参加ください。
【日時】
平成29年10月22日(日)13:00-14:30
平成29年11月12日(日)13:00-14:30
【会場】
バレエスタジオDancingFUN
東急田園都市線「たまプラーザ駅」
中央改札北口東急百貨店前左に進み徒歩7分
横浜市青葉区美しが丘4-1-21-2F
Tel:045(902)2556
www.dancingfun.net
【定員】
先着6名
【キャンセル規定】
開催日を含め4日以前までのキャンセル:
キャンセル料なし。クレジットカード手数料を差し引いて返金いたします。
開催日を含め3日以内のキャンセル:
受講料を全額お支払い頂きます。
ただし、会員(バレエマスターまたはオープンクラス)の方が、バレエマスターのクラスをキャンセルする場合、開催時間までにご連絡いただいた方は翌月末までのバレエマスターのいずれかのクラスに振替えて頂けます。開催時間までにご連絡頂けなかった方は振替え出来ません。
【受講料(税込)】
一般3,980円
会員3,280円
※会員価格は、バレエスタジオDancingFUNの会員、JBDA会員、ターンアウト整体師の方々に適用されます。
※バレエマスターの1コマとして受講することができます。
いますぐ下記ボタンを押してお申し込みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
イカ足サポーター開発者 長岐
「ピルエット二回転」3か月マスタープログラム
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