眠っている筋肉線維を目覚めさせる「ス●ー●」
■眠っている筋肉線維を目覚めさせる方法1
前回、普段と違うことをすると、サボっている筋肉線維が働きだすと書きしまた。
では、具体的に何をしたら良いでしょうか?
今回は、一つの指標をお教えします。
それは、「スピード」
動きのスピードを変えるということです。
バレエの言葉で言えば、
・アレグロ
・アダージオ
みたいな違いです。
でも、ピルエットの練習としては、踊りになる以前のもっと基本的な動作のスピードを変えてみてください。
■たとえば、ルルヴェ。
普段ピルエットをする時にア・テールからルルヴェに上がりますよね。
そのルルヴェのスピードを「1」とします。
普段から
「スピードを変えよう。」
と意識していない限り、だいたいいつも同じくらいのスピードでルルヴェに立つのではないでしょうか?
すると、そのスピード「1」に体は慣れてきます。
慣れるとは、言い換えると、上手にできる、ということ。
上手とは、
無駄なく出来る。
無駄な力を入れずに出来る。
ということ。
ね、筋肉がサボってくる感じがわかりますか?
少なくとも、必死になんとかやりとけようと頑張っている感じではないですよね。
これが、筋肉線維の一部がサボりだすということ。
■「1」から離れろ!
で、スピード「1」に慣れてサボりだしてしまった筋肉に再び活を入れるには、
「1」から離れればいいんです。
1.1
1.2
1.3
1.4
とか。
これはスピードが速くなる方ですね。
逆もありです。
0.9
0.8
0.7
0.6
とか。
どんどんゆっくりになるイメージです。
やってみるとわかりますが、どちらも辛く感じるはずです。
眠っている筋肉を呼び覚ますには、それでいいんです。
■1.4を目指せ!
以前書いたように、ピルエット二回転を達成するなら、スピードを4割増しにすれば良かったんでしたね。
それをルルヴェに当てはめると、
ルルヴェに立ち上がるスピードを4割増しにすれば良い。
つまり、
1.4
です。
まずはこれを試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
イカ足サポーター開発者 長岐
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