筋肉の勤務態度をご存知ですか? 筋肉を太くしたくない方へのヒント
■筋トレのメカニズムとは別物
前回、筋トレをしたその場で筋力アップするのは超回復ではない、と書きました。
普通の筋トレは、
筋トレをして、
↓
筋線維を太くして、
↓
筋出力が上がる
と言う段階を経ます。
それに対して、別ルートの筋トレには
「筋線維を太くする」
が含まれません。
なので、
力は強くなるけど筋肉モリモリにはならない
ことになります。
■プロレスラーのほうが踊り上手?
そもそも、筋線維が太いほどバレエが上手に踊れるなら、
ボディビルダーやプロレスラーのほうが上手に踊れるはず。
でもきっと、そんなことはないですよね。
個人的に上手な人はいると思いますけど。
これは極端な例ですが、
踊りにくさを感じたとき、筋トレしてとにかく鍛えなきゃ!
と考えるのは、ちょっと方向性が違うんですね。
■男性との違い
男性の場合、女性をリフトするので太く鍛え上げられた筋肉が必要です。
高く跳ぶのも男性の見せ場ですから、跳躍に必要な筋肉もたくさんあったほうが良い。
でも、女性は違います。
できるだけ細く、それでいて必要な筋力を確保したい。
「ロシアの至宝」ロパートキナの引退が決まったそうです。
彼女にムキムキの筋肉がついているかというと、そんなことはなさそうですよね。^^;
女性は、男性がするような筋トレではなく、女性向けの筋トレをする必要があるわけです。
■筋肉の勤務態度
筋肉は線維の束でできています。
普通は、目的の筋肉に力を入れれば、その筋肉の線維がきちんと仕事(収縮)してくれるとイメージしていると思うんですが、
実は、そんなことはないんです。
サボっている線維が一定割合で含まれています。
普通はそのことに気づかずに、手足を動かしているわけです。
「それで私の筋力はこれくらい。」
と認識しています。
そこで、
つづく。
最後までお読みいただきありがとうございました。
イカ足サポーター開発者 長岐
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