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バレエの踊りにくさの原因は筋肉・神経ではなく…


下記のような踊りにくさを感じたようなことはないでしょうか?

・ルルヴェでグラつく
・ルルヴェを長くキープできない
・甲のあたりが痛い

トウシューズを履いていてもいなくてもどちらでも構いません。

もしこういう踊りにくさが改善することなく何年も続いているとしたら、このままレッスンを続けていても改善はしないかも知れません。

筋トレをすれば筋肉が強くなってきますね。
ストレッチをすれば筋肉が柔らかくなってきますね。

レッスンをしていれば、筋肉が鍛えられたり、ストレッチされたりして、変化はしているはずなので、冒頭に挙げたような踊りにくさが改善しないとしたら、筋肉とは関係ないことが原因かも知れません。

「運動器」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

「身体活動を担う筋・骨格・神経系の総称」

と『運動器の10年』のHPでは書かれています。※

「体を動かす要素」とでも言いましょうか。

これは、筋・骨格・神経系の三つの要素からなります。

で、先程書いたようにレッスンで変わっていそうなのは、最初の「筋」です。

すると残りは「骨格と神経系」。

これら二つも「運動器」の一部なわけですから、踊りにくさが改善しない状態が何年も続いているとすると、この「骨格と神経系」が怪しい。

この二つのうち、変えられるのは

「神経系」

ですね。

そこを意識しているのが当スタジオで言うと

「バレエ道場」

です。

神経系の親分が脳なので

「脳トレ」

と呼んでいます。

よくバレエ道場の受講者の声に

「ピルエットがいつもより●回転予定に回れた。」

とか書いていただけるのは、まさにこの脳トレ効果の現れです。

とすると、最後に残ったのは

「骨格」

ですね。

これが原因して踊りにくくなっている場合、他の要素を鍛えてカバーすることで多少の改善は期待できますが、それも程度の問題ですね。

で、冒頭に書いたような

・ルルヴェでグラつく
・ルルヴェを長くキープできない
・甲のあたりが痛い

こういった踊りにくさが永年続いている原因は

「骨格」

の可能性がとても高い。

ことルルヴェに関しては、かなり深刻なものがこれです。

タップすると大きく表示されます。

第二中足骨が長いんですね。

これは甲側から見た写真。

親指が第一、その隣が第二です。

足裏から見るとこうなります。

こうなっていると、ルルヴェにたったときに第二中足骨が床に当たってグラグラしてしまうんですね。

足裏にインクを付けて紙を踏んであとを残すとこんな感じになります。

目盛りがあるので長さの差が分かりやすいですね。

この二番目の中足骨が最も長い足型のことを

「イカ型」

と当スタジオでは呼んでいます。

「骨格」

の問題なので、簡単には改善させられません。

これが原因して、バレエを辞めてしまった方が少なからずいらっしゃると見ています。

なぜなら、イカ型の足の人は結構な割合で存在しているからです。

あなたの足はどうですか?

イカ型の足で、ピルエットでくるくる回れるようになっていただきたいと色々工夫してきて、

これまでに分かってきたことを本ブログに書いたり、メルマガで配信したりしています。

興味ある方は、まずは本ブログの記事をお読みください。

メニューの「ピルエット二回転への道」を選ぶと表示されます。

親メニュー「大人バレエのお悩みバスターズ」の中にあります。

『運動器の10年』
※ 参考ブログ『ルルヴェが安定しない意外な理由』バレエの学校

最後までお読みいただきありがとうございました。

バレエコンシェルジュ 長岐


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