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シソンヌ・ウーヴェルト【バレエの法則】Vol.61

本日のバレエの法則は「シソンヌ・ウーヴェルト」です。




シソンヌ・ウーヴェルトの動脚は、
その場でジャンプする場合はデヴロッペを通し、
移動してジャンプする場合は伸びたまま使う。

 

上の画像(↑)をタップすると、この法則を解説する動画がご覧いただけます。

 

【ここだけの秘密〜指導上のポイント】
 
シソンヌ・ウーヴェルトはシソンヌ・サンプル(着地のときの動脚がク=ドゥ=ピエの位置のシソンヌ)を発展させたものです。シュル・ル・ク=ドゥ=ピエの位置から横・前・後ろのいずれかの方向にデヴェロッペで動脚が開かれます。シソンヌ・サンプルは、最初に学ぶシソンヌの動きで、移動を伴わないジャンプです。発展系のウーヴェルトも移動しません。上級になると、シソンヌはより力強い動きとして移動を伴うようになります。アラベスク、アチチュードなどさまざまなグラン・ポジションで行われます。 

 

【著者】
バレエ教師 石島みどり