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重心【バレエの法則】Vol.34

本日のバレエの法則は「重心」です。




重心は完全に軸脚にかける。
例えば、バットマン・タンデュのプレパレーションでは、
重心はすべて軸脚にかけ、
動脚は自由に動かせるように体重をかけない。

 

上の画像(↑)をタップすると、この法則を解説する動画がご覧いただけます。

 

【ここだけの秘密〜指導上のポイント】
 
プレパレーションの段階で重心が両脚にあると、動き始めのときの重心移動で上体が不安定になります。例えば、前のバットマン・タンデュのときに上体は後ろに引けます。この後ろへの引きにより、足がロールアウトするような形になります。これでは重心を脚に掛けることができなくなります。間違った形を取ると、必ず不必要な筋肉が働くことになり、動脚の自由度が奪われていきます。 

 

【著者】
バレエ教師 石島みどり