フェイクNY〜バレエ教師がスルーされている
「私はバレエ教師ではないですし、ましてやバレエ教授法に関しての教育を受けてもいない」
というバレエトレーナー森脇俊文さんの言葉にとても重要なメッセージを感じます。
「プリエはこうやる」とか、
「ここを●●すれば引き上がる」とか。
まるで
「これが答えだ」
と言わんばかりの情報がネット上を飛び交っています。
発信元はたいていバレエ教師ではない人たち(バレエ教師頑張れ!)。
でもそういう答えって、
例えて言うならNYに3日間旅行に行っただけで
「NYってこういう街だよね!」
って言ってるのと同じでしょ。
しかも、スマホで撮った写真とビデオに値段つけて売ってる。
「これが本物のNY」
「これが憧れのNY」
と。
買う側は情報弱者としてカモられていることに気付いたほうが良いよ。
いや、カモられてもいいの。
どうせ買うなら気付いてて買おうね。
「そのフェイクNY買います!」
って。
その方がよっぽど健全。
でも、バレエ教師はここをスルーしてはいけない。
・なぜ生徒さんたちはそれらの情報に集まるの?
・なぜバレエ教師のもとに聞きに来ないの?
これってバレエ教師がスルーされているんです。
本来ならバレエ教師の専売特許のはずだと思うんですけどね。
このままじゃ日本のバレエ界は発展しない。
もっとバレエ教師が牽引しないと。
「フェイクNYより本物はこんなに素晴らしい。」
ということを知ってもらいたいじゃないですか!
だからやっぱりバレエ教師頑張れ!
あ、バレエ教室経営者もね!
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