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日本のバレエ界は、バレエの●●●に突入しています。

大人バレエのお悩みバスターズ今月で第二期の5ヶ月目に入りました。

毎月の基本6テーマとは別にバスターズサロン/アフタートークを毎月開催し、会員の皆さんに動画で視聴して頂いてきました。

特にアフタートークは有料会員しか見ることが出来ない濃い内容となっています。

先月開催した「大人バレエの上手なストレッチ」。

・バスターズサロン
・アフタートーク

両方のダイジェスト動画を作りました。

それぞれの様子を垣間見ていただければと存じます。

会員サイトメニュー

「会員共通ページ」-「バスターズサロン」

と開くとすぐに視聴して頂けます。

アカウントをお持ちでない方はこちら

先日、
これまでのアフタートーク本編の動画視聴回数を調べてみました。

すると、
第一位の動画は
第二位の2.3倍
第三位の7.4倍

と、
第一位にかなり人気が集中していることが分かりました。

この第一位のテーマは何だったと思いますか?

1ヶ月目「反り腰」
2ヶ月目「大人バレエの習いたい教師/習いたくない教師」
3ヶ月目「大人バレエ向けフェッテ徹底解剖」
4ヶ月目「大人バレエの上手なストレッチ」

答えは!



はい、
「大人バレエ向けフェッテ徹底解剖」
でした。

多くの方が憧れる大技の一つですよね。

この動画を見た会員の「K.Kさん」から感想が届きました。

ご本人から了解を得てご紹介させて頂きます。

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フェッテはRADのメソッドで習いました。

そのためスゴンに出してたつのを見せてから振り返っています。

スタジオの先生は、ジュニアにはフェッテを練習させますが、大人からはじめたかたは、ステイのままです。

私は昔(こどものころ)、フェッテのエクササイズからRADでならったので、そういう練習をいれてあげてほしいと思いました。

この動画を拝見し、こういう情報を論理的に伝えることは、大人のバレエのかたがにもとてもよいと思います。こういう情報をほしがっていると感じます。
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K.Kさん、
ありがとうございます。

この感想で、私が注目した言葉は

「論理的」

でした。

日本のバレエ教育でもっとも欠落している言葉かも知れない。

そういう思いがあったからです。

そんな返信メールをK.Kさんにお送りしたところ
再びK.Kさんから返信が届きました。

こちらもご紹介させて頂きます。

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長岐先生

ご丁寧なご返信をいただき、ありがとうございます!

私はRADで学んでいたので、そこではシラバスがあり、ある
一定期間は同じ内容のバーやセンターレッスンを繰り返し行い、
また、パのためのエクササイズ(準備のためのもの)がありま
した。

今見直すと、アップデートされたテクニックや知識があること
も分かり、昔のままではいけないことも知りました。

学んでいた先生がバレエをクローズしてしまったので、10年
くらい前に、近くのお教室に行くようになって驚いたのは、
シラバスがない、エクササイズがなく見よう見真似でやっている
(教えている)ことです。

大人からはじめた人も多く、足先はぶらぶら、ポワントといって
も危なげ・・

楽しみのためのバレエも大切なのですが、「どうやってやるのか
知りたい」という声も聞こえます。

ジュニアや子供は丁寧に教える先生なのですが、大人はなすがまま。

趣味でやっているのだから楽しく踊らせてあげればよいということな
のかもしれません。

ただ、自分が怪我をしてわかったことは、正しいやり方=怪我を
しない、論理的 にトレーニングしないと、怪我をしてしまう
ということでした。

大人のよいところは、頭で考えられえるところだと思います。決して
プロになろうというわけではなく、少しでも上達の達成感を得たいと
いうことだと思います。

危ないからやらせないではなく、正しいやり方で階段をあがって
いけるように教えてあげてほしいと思います。

引き上げ、という魔法の言葉も、どう引き上げるのか・・・

身体を使うことは、個人ごとに身体が違い、また、目に見えない部分
で起こっていることを伝えるだけの表現力は大変高度なスキルです。

もちろん、プロ志望の方とは違うので、プロを養成する役割の先生や
学校は、別なんだと思います。

すみません。えらそうなこと書いてしまって・・・
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そして、
当方の返信です。

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K.Kさん

返信ありがとうございます。

「シラバスがない」

というのは日本のバレエ教室ではよく聞きます。

ほとんど教室として機能していないのではないかと思えますが、珍しくないようです。

RADが日本に普及し始めてきた理由の一つは、最初にシラバスありき、ということで、先生の方でも1から自分で作らなくて済むので「助かる」というニーズがあったからかも知れません。

当方がバレエ教室を立ち上げた理由の一つが「論理の欠如」をなんとかしたい、という思いがあってのことでした。

それで解剖学を学んだり、整体を学んだりと、遠回りをしてきました。

それぞれ無駄ではありませんが、一通り巡ってきて分かったことは

バレエ教授法の中に全てがある

という事です。

先人が調査研究を繰り返しそれらの要素を踏まえた上で体系付けたもの、ということがようやく分かってきました。

なので、バスターズのコンテンツの中心にバレエ教授法を置いています。

でも、日本ではそれだけでは不十分で、大人から始めるとか、オーディションで選ばないとか、

「本来教授法が想定しているものとは異なった条件」

でレッスンがなされます。

そこに新たに生まれたギャップを埋めるためにトレーナーさんたちに加わってもらっています。

だから、
教授法を学ぶだけより現実的だし、

解剖学や身体作りを学ぶだけより技術的な情報をお届けできていると自負しています。

日本のバレエ、大人から始めたバレエに必要なのはそういった情報だと考えています。

頂いた感想、日本のバレエ教室の抱えている問題点を多く含んでいます。
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日本のバレエ界は、バレエの想定外に突入しています。

なので、
先生も大変だし、
生徒さんも必要以上に大変な目に遭っている。

そこを何とかしなきゃね。

という状況です。

今月のバスターズサロン。

あなたのバレエの上達を妨げている壁を打ち砕くためにお使いください。

ぜひテーマのリクエストをお寄せください。

ナショナルなものほどインターナショナル。

あなた個人の切実な問題が、多くの会員の共感を呼ぶ。

あなたのためでもあり、会員のためにもなる。

一石二鳥で行きましょう!

2月も開催します。
日程は毎月第3水曜日となります。

2月21日(水)21:30〜

テーマのリクエストは、
会員サイトのお問い合わせフォームから
お寄せください。

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