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普通に踊っているだけで疲労骨折するかも知れない第●中足骨

ジャンプを繰り返していると、第二中足骨に負担がかかりすぎる可能性があることはお分かりいただけたかと思います。

●第二中足骨の痛みと疲労骨折
特に、プロを目指していたり、発表会を目指して週に何回も真剣にレッスンしていたりするような状況だと、第二中足骨に連日負担がかかり続けます。

その結果、待っているのは疲労骨折です。

もちろん、何の前触れもなく突然折れてしまうということではなく、その手前の症状があります。

それが「第二中足骨の痛み(> <)」です。

本人的には「第二中足骨だ」という自覚がない場合もあるので、

「甲が痛い」
「足裏が痛い」
「土踏まずが痛い」

などと

第二中足骨あたりの痛み

として感じているかも知れません。

この状態は、第二中足骨がすでに健康な状態ではなくなっているので、骨の疲労度を撮影すると、第二中足骨の色が違って見えます。

この様子は文献でも紹介されています(以前紹介したイカ型の足についてのブログ記事で紹介している本です)。

負担がかかるということは、言い換えると、鍛えている、ということ。

なので、疲労骨折が起きない程度に負担をかけ続けていると、期せずして第二中足骨を鍛えていることになります。

結果的に、何年も経つと第二中足骨が太くなってきます。

前に、第二中足骨は細くくびれていると書きましたが、クビレがなくなってずんどうに近くなってきます。

その様子も先の文献に写真として出ています。

そうなると、安心して(?)負担がかけられます。

折れにくいので^^;

でも、グラつくのは変わりませんね。

第一中足骨が浮いてしまっていますので。

というわけで、少し細かく第二中足骨の問題を指摘してきましたが、ようするに踊りにくいということです。

そして、ルルヴェでは、第一、第三中足骨などのサポートが得られないので、グラつくということです。

したがって、ルルヴェでのキープ時間が短くなりがちです。

ピルエットでは、いつも上がって降りるだけで、途中のキープが得られにくいことになります。

構造上の問題なので、そう簡単に直せるものではありません。

ではどうしたら良いのでしょう?

それについては、次号で。

 

バレエコンシェルジュ 長岐

 


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