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ピルエット二回転はルルヴェの●●で決まる

ピルエット二回転の成否を分ける要素として、ルルヴェの時間の長さを前回のメールでご紹介しました。

バリシニコフの11回転の動画で、彼が回っているという動作に注目するのではなく、ルルヴェでキープし続けているところに注目してみてください。

すると、結構長い時間、ルルヴェをキープしてますよね。

ルルヴェでキープできる時間がながければ長いほど、あとは回り続けるだけで二回転、三回転と回り続けることが出来ます。

もちろん、回転速度なども関係しますが、速度は変えずに二回転、三回転を目指すなら、ルルヴェでキープできる時間の長さに注目する必要があります。

で、二回転が出来ない方の場合、このルルヴェでキープできる時間がとても短いという共通点があります。

この時間を長くするために何をするか?

と思って、筋トレやストレッチをする方が多いのですが、ほとんど改善しないということも珍しくありません。

というか、それで改善した方に会ったことがない^^;

筋トレのやり方が正しいのか?
とか、
ストレッチのやり方が正しいのか?
とか、

確認すべきポイントはありますが、

そもそも筋トレやストレッチで改善できる問題なのか?

を疑っておく必要があります。

ここで意外と見落とされがちな2つのポイントを挙げておきます。

●ピルエットで見落とされがちな2つのポイント
1. ルルヴェでのバランス感覚
2. ルルヴェでのバランス構造

それぞれ解説していきます。

1. ルルヴェでのバランス感覚
これは、普通に静止したルルヴェの状態で何秒間バランスが保てるか、
と言う要素に回転動作が加わった感覚です。

感覚とは、言い換えると電気信号ですので、この場合2つの電気信号が合わさります。

a. 静止ルルヴェでのバランスを保つための感覚(電気信号)

b. 回転感覚(電気信号)
です。

aとb2つの電気信号が脳に届くので、脳が忙しくなります。

普段から回転も良くするし、ルルヴェでのバランスキープもするような生活を送っている方なら

「いつものあれね」<( ̄^ ̄)>

という感じで、余裕で処理できるかもしれませんが、一般人にとっては、

「いつもとは違う」(@_@))

状況になります。

それで脳が情報処理しきれずに、ルルヴェがキープできなくなる可能性がある。

【対策】
この場合の対策は、

脳の情報処理能力を高めること。

なので、脳トレが有効となります。

2. ルルヴェでのバランス構造
こちらは、ほとんど話題に上ることのない問題なんですが、そうとう重要かつ深刻な問題です。

これについては、次号で解説します。
バレエコンシェルジュ 長岐

 


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1件の返信

  1. 2017年12月17日

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