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「回転を改善する二つのこと」を実践したら

「ピルエット二回転」マスタープログラム第4回目を開催しました。

今回から「回転の改善」に入りました。

前回まではルルヴェに立った時の「軸の改善」。

コマに例えると、
軸が真っ直ぐしっかり伸びた作りになるようにしていました。

その邪魔をしている最大の原因は、イカ足

第ニ中足骨が最長であること。

稀に第三が最長のこともある。

これはイカ足サポーターで改善。

ルルヴェのキープ時間は、目標4割り増し。

一回転を二回転にするからといって、2倍でなくて構わない。

そもそも、
何割り増しだろうが、二回転回れるかどうか、が大事。

■キーワードは「●ーメン●」
そして、今回からは「回転の改善」。

回転運動のカギを握っているのは、モーメント

物理の言葉です。

このモーメントを味方につければ回りやすくなるし、敵にしてしまうと回りにくくなる。

プログラムの参加者は、二回転回れるようになりたい人ばかり。

これは言い換えると、まだ二回転は回れていない人と言うことになる。

モーメント的には、
二回転回るようなモーメントとの付き合い方が今のところ出来ていない状態と言える。

結論から言うと、
二回転回れるようにモーメントを味方に付けてしまえば、それでおしまい。

そのときは、もう二回転回れています。

実際、今回、当方がお伝えした

回転を改善する二つのこと

を実践した方は、あっさり二回転回ってしまいました。

ところが、
回れているにもかかわらず

なぜ?

と言うか、しっくりこない表情。

これは、
まだ新しいやり方(モーメント)を味方に付けていない状態

では、
どうやったら二回転回れるモーメントを味方に付けられるのでしょうか?

「どうやったら?」

と書くと、
テクニックの問題と思うかもしれないけど、実は違います。

テクニックについては、もう成功体験は済んでいます。

あとは、それを再現するだけです。

でも、そうは問屋が卸しません。

なぜか?

それは、テクニックではなくて、もう一つ、と言うか、もっと根源的な問題があるからです。

その話をする前に、本プログラムの四日目までを整理すると、

1. 二回転回れるようになりたい方が集まった。
2. 全員イカ足だった。
3. イカ足サポーターでルルヴェのキープ時間が伸びた。
4. 回転を改善する二つのことを実行すると、二回転回れた。

となります。

さて、先ほど触れたもっと根源的な問題については、次号で解説します。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

バレエコンシェルジュ 長岐

 


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